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CoD4 Homemade Warfare トーナメント序 過去の大会Homemade Warfare #4 Homemade Warfare #3 Homemade Warfare #1 Homemade Warfare #2 CoD4 Homemade Warfare トーナメント 序 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 私、赤頭巾は寒さに負けず、狼さんには時々食べられながら元気に過ごしております。 そんな話はどうでもいい??おっしゃるとおりです。 本題に入りまして… CoD4も発売2ヶ月ほどたちました。国内でもクラン数・プレーヤー数が増加し、クラン戦も活発になってきました。 しかし、無印・CoD2での状況を考えるに、Activisionなどメーカー主催のリーグ戦・トーナメント戦は開催されないでしょう。 また、code-realityが閉鎖され、FPSを総合的に扱っているイベントもなくなりました。 まったりクラン戦をやるのも楽しいですが、大会など、何か目標があるともっと楽しいですよね。 そこで、CoD4 Homemade Warfare トーナメントと題しまして、トーナメント戦を開催します! 5人-5人のSDトーナメント戦を予定しています。 お気軽にご参加ください! また、サーバーを提供してくださる方、ルール作りやwikiの編集を手伝ってくれる方を募集しています。 BBS・IRCにてご連絡ください。 過去の大会 Homemade Warfare #4 Homemade Warfare #3 Homemade Warfare #1 Homemade Warfare #2
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Call of Duty:Modern Warfare 4 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 製作元 Infinity Ward 発売元 Activision ジャンル FPS HDD 約7GB 4Gamer.netのレビュー 読者の評価 90 海外の評価 93 Download Download Download
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Call of Duty:Modern Warfare 3 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 製作元 Infinity Ward 発売元 Activision ジャンル FPS HDD 約13GB 4Gamer.netのレビュー 読者の評価 34 海外の評価 81 Download Download Download
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Articles in category "Call of Duty 4 Modern Warfare" Cod4 Compile Tools について CoD4 Map light settings CoD4 Steam版日本語アップグレード導入方法 Creating a Custom Intro Screen Creating a custom minimap image Creating a Custom Video Creating a grid file Direct Light Editing Terrain Frequently Asked Questions ( FAQ ) Gameplay standards Lighting List Of Animations Making a custom MP load screen Making a room Models in Radiant MP Game Script Files MP Map Checklist MP Mapping MP Zone Files Prefabs Radiant Basics Reflection Probes Script Commands Scripting Basics Tool Textures World Textures ミニマップを作ろう! ロードスクリーンを作ろう! (Original "http //www.infinityward.com/wiki/index.php?title=Category Call_of_Duty_4 _Modern_Warfare") 名前 すべて読む
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Call of Duty 4 Modern Warfare 【こーるおぶでゅーてぃーふぉー もだんうぉーふぇあ】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows XP/VistaニンテンドーDS 発売元 Activision 発売元(廉価版) スクウェア・エニックス 開発元 Infinity Ward 発売日 【Win】2007年12月7日【PS3/360】2007年12月27日【DS】2008年3月13日【GOTY版】2008年7月3日 定価 7,140円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 Call of Dutyシリーズ 概要 プロローグ ゲームシステム 評価点 問題点 総評 余談 その後の展開 戦いは ついに現代戦へ 概要 映画的演出が特徴のFPSである『Call of Duty』シリーズのナンバリング第4作。 第二次世界大戦を舞台とした従来作とは異なり、シリーズでは初めて現代戦をテーマとしている。 操作するキャラクターはステージによって変化し、それぞれの目線を通してシナリオが語られる。 ただし、本筋のストーリーは基本的にS.A.Sの新人隊員「ソープ・マクタビッシュ」の視点で描かれるため、彼が実質的な主人公と言える。 プロローグ 近未来。 スターリンを崇拝するロシアの超国家主義者達がソビエト連邦再建のため、中東を拠点とする多国籍テログループ「The Four Horsemen」と手を組んだ。 ロシア国内は、その超国家主義者達と現政権派の内紛により、15000発の核の所有権が曖昧となる危険な状態に陥っていた。 中東では、テログループのリーダー「カレド・アル=アサド」により、大統領の処刑をテレビ中継するという“見せしめ”が起きるまでに反米意識が強まっていた。 事態を重く見たイギリス特殊部隊「S.A.S.」は、アメリカ海兵隊に協力を要請。イギリスとアメリカの共同作戦を展開する。 S.A.S所属のプライス大尉は、ギャズ、ニコライ、そして配属されたばかりの新兵ソープと共に、“黒幕” を見つけ出し事態を鎮圧すべく行動を開始する。 ゲームシステム 以下のボタン表記はPS3版(及びリメイク版『Remastered』のPS4版)に準ずる。 左スティックでプレイヤーを移動、右スティックで視点を操作する。 左スティックを押しこむとダッシュする。ただし、画面内には表示されていないスタミナゲージがあり、それが切れると数秒間使用できない。 また、ダッシュ時から攻撃に転ずる際には銃を構えることによる隙が発生するため、近接戦でのダッシュ使用は臨機応変にしなければならない。 右スティックを押しこむとナイフによる近接攻撃を行う。隙は大きいが近接戦や、発砲すると敵に見つかる場合ではこの方法が有効である。 R1ボタンで携行している武器の引き金を引いて発砲、L1ボタンで武器のスコープを覗く。家庭版はL1を離して再び押すだけで敵に自動で狙いをつけてくれる。 弾切れを起こすとリロード動作を行うので隙ができる。□ボタンを押すと任意のタイミングでリロードでき、基本的には残弾時のほうがリロードが早い。 武器は2つ携行可能、△ボタンで切り換えることができる。基本的に拳銃などの小さい武器ほど、切り替えて構える(=発砲できる)までの時間が早い。 L2・R2ボタンでそれぞれ特殊手榴弾・破片手榴弾(フラググレネード)を投てきする。 特殊手榴弾はシングルプレイでは敵を一時的に怯ませる閃光手榴弾(フラッシュバン)か、煙幕を張って敵の視界を妨げるスモークグレネードの何れかとなる。 シングルプレイではステージ毎にどの特殊手榴弾が使えるかも異なるので、画面右下の武器表示をよく見て確認しておく必要がある。 主要武器にはタイトルの「モダン・ウォーフェア(現代戦)」を象徴するかのようにハイテク装備がオプションで付いている。 夜間でも行動できるサーマルゴーグルやグレネードランチャー、戦車に貼り付けて爆破できるC4爆薬などがあれば、方向キーで切り替えて使用できる(*1)。 シングルプレイを一度クリアすると「アーケードモード」が遊べるようになる。 内容は基本的にシングルと同じだが、敵を倒して得られるスコアを競う。残機制で一定回数死亡するとゲームオーバー。また常に時間制限がある。 評価点 快適な操作性。 なんといっても60fpsからくるいわゆる「くっきりとしたエイム」が可能で、操作性からしてとっつきにくいFPSゲームが多い昨今において操作性の悪評はほとんどない。 後のシリーズ作品においても出来は別にしても例外無く60fpsによる高い操作性を維持していることは評価点であろう。ボタン配置も直感的でわかりやすく理解できるよう工夫されている。 上記のハイテク装備を駆使する場面では、画面上にアナウンスが表示されるなど初心者への配慮が垣間見える。 豊富に登場する現代兵器の数々 東西を代表するライフル銃であるAKやM16に始まり、ジャンル的にも拳銃・短機関銃・散弾銃・軽機関銃・狙撃銃・RPG(対戦車ロケット)などの対物火器と、実在する多彩な火器が扱える。 シンプルながら引き込まれるストーリー。 やや月並みではあるが演出も相まって否が応でも引き込まれる。時々で操作キャラを変え、様々な視点からストーリーを描く手法は見事。 近未来の現代戦がモチーフとなっているが、往年のスパイ映画や戦争映画を彷彿とさせるシーンがあり、ストーリーを盛り上げる登場人物や戦場の雰囲気も良いモノがある。 敵に見つからないことが最優先の潜入ステージや、AC130攻撃機の銃座で地上の敵を空爆するステージなどもあり、場面展開もバリエーション豊富。 途中のステージでは15年前として当時のプライス大尉を操作することになるが、ここで同行する上司のマクミラン大尉はマクミラン先生と渾名されるほどの人気(*2)を得た。 続編の『Modern Warfare 2』のストーリーがやや難解なため、本作のストーリーを一層評価する人は少なくない。 ムービーに頼らず、映画のようなドラマチックなストーリーとバラエティに富んだ場面展開を実現しているが、そのほとんどの場面でプレイヤー視点で体感できるという特徴を持つ。 この当時のゲーム界に流行しつつあった「映画的な物語性を備えたゲーム=ムービー垂れ流しゲー」という風潮に一石を投じ、その方針は多くのファンから賛同された。 実際のところ、ムービーで処理されているのはOPとED、そして各ステージ冒頭のミッション説明くらいである。 過去作より向上したグラフィック。水準からいえばそこまで高くはないがキャラクターの表情まで読み取れる位までに綺麗になった。 もちろんこれは発売当時の評価であり、同時期(2007年頃)に発売された他のFPSと比べて遜色ないという意味である。スクリプトによる迫力満点の映画的演出もふんだんに盛り込まれている。 『Call of Duty』シリーズの伝統芸、実際の戦場に居るような臨場感も高い。発売当時から既に米軍を始めとした多国籍軍が派遣されていた中東などが舞台であることから現実感も尚更に高い。 マルチプレイの出来のよさ。Perkという特殊技能のようなシステムがありPerk1,2,3のカテゴリーからそれぞれ1つ選ぶ仕様。 種類も豊富なため、同じ武器でも文字通り十人十色の戦い方があり、単純な撃ち合いにとどまらない高い中毒性がある。 続編ではPerkの一部が異常に高い性能を持ってしまっているため、マルチプレイのバランスは本作で完成しているとも言われている。 倒された時に「相手がどう狙っていたのか」というキルカムを見ることが可能。倒した方の視点が分かるので、次の動きの参考にしやすい。 HUDが最小限になり、銃弾1発で即死する「ハードコアモード」が標準で搭載されている。 プレイ開始時が新兵教育所となっており、そこでゲームに必要な操作方法を学ぶことになる。そしてそのクリアタイムに応じてプレイヤーが適した難易度を示される。 最も易しい「イージー」はFPS初心者でも充分ストーリーを楽しめるようにかなりの被弾にも耐えられ体力の回復も早く、またこちらの攻撃力が高く設定されている。 反面「ベテラン」は、難易度説明の文章がただ一言「生き残れません」とだけ。数発の被弾が死を招く壮絶な戦場となっている…が、行き過ぎておりもはやただ理不尽なだけになってしまっている(後述)。 プレイヤーが死亡してゲームオーバーになると戦争にまつわる「名言集」が表示される。 戦争の悲惨さ愚かさを詠ったものもあれば「敵に向けて撃って下さい 米軍の武器マニュアルより」というものまである。 なお、味方を撃つと即座にゲームオーバーとなり「味方を撃つのは許されません」と表示される。これは以後のシリーズでも受け継がれる。 マルチプレイとシングルプレイの進行度が独立しており、例えば「シングルをクリアしないとマルチで選べるマップが増えない」などといったことがない。 問題点 音声は日本語吹き替えではなく英語のまま。しかも公式日本語版(旧版)の字幕には誤訳や誤字脱字が多い。 誤訳の例:Stopping Power → 動力を止めろ、Blow the Charge → チャージを爆破 etc... 誤字脱字の例:照準安定 → 昇順安定、「ギャズ、匂うか?」⇒「ギャズ、・うか?」 etc... 自分が撃たれて負傷するたびに出るメッセージ「You are Hurt. Get to Cover.」は「危険だ!援護にまわれ!」と訳されているが、これも誤訳。 この場合の「Cover」は「物陰」を指すため、「物陰に隠れろ!」と訳すべきだろう。何度も目にするメッセージだけに気になるところ。 シングルプレイでの無限沸きスクリプトの多用。 圧倒的多数の敵に囲まれることを表現するためか、敵が無限沸きして数で突っ込んでくるシーンが多々ある。そのお陰で敵を倒しても続々と沸いてくるため、難易度が高いと進むことすら困難。 リアル志向のプレイヤーなら「設定が現代戦に変わった割に、ゲーム的な都合が従来作と同じくわかりやすく、リアルな雰囲気が削がれる」と感じやすい場面が終盤につれて多くなっていく(*3)。 実際、回収すると特殊な効果を追加できる隠しアイテム「敵の情報端末」は一部が敵が無限に沸く場所に置いてあるものがあり、無限沸きによる演出は確信犯と言える。 この傾向は続編が出る毎に「無限湧きを無くしたうえで、マップ内の兵士の登場数を増やす」「複数人の敵グループを倒すと、次の敵グループが出てくる」などで抑えられていく。 シングルプレイでの難易度「ベテラン」における無茶苦茶な調整。 敵の射撃と手榴弾の精度・頻度が異常な程高くなり、プレイヤーが遮蔽物から出ているとその瞬間から滅多打ちにされ、遮蔽物に隠れていると手榴弾をプレイヤーがいる位置へ正確に投げてくる。 こちらが撃たれると大きく怯み、照準が大きくブレるため、上記理由と相まって基本的に撃ち合いは不可能。手榴弾も敵が切れ目なく投げ続けてくるために投げ返そうにも数が多すぎる。 敵が多いミッションでは当然の様にそこかしこで手榴弾のマークが並び、最悪は周辺に10個近く飛んでくることも。しかも大抵の敵は遮蔽物に隠れたまま投擲してくるのでタチが悪い。 それに加えて、上述した無限湧きスクリプトの多用により、結果的に「覚えゲー」「死にゲー」などと言われ、FPSらしさを損なってしまう形になっている。 もはや普通のプレイヤーでは実力でどうにかできるレベルを超えた苛烈さで、難しいを通り越して嫌がらせや理不尽に近い物に仕上がってしまっている。 これも続編の『Modern Warfare 2』以降のシリーズ作品では全体的にマイルドな方向に下方修正されており、若干とはいえ万人でもクリアできうる難度に抑えられている。 厄介な犬の存在。 シングルモードで数多くのプレイヤーを葬ったのは鉛弾でも手榴弾でもなく、この犬。 すばしっこいので弾が当たらないのに加え、飛びかかられた後の対処は「タイミングを合わせてナイフボタン」である、早くても遅くても即死。 このタイミングがかなり短いので高確率で死ぬ。CS版ではナイフボタンが右スティックなのでマシだが、Win版ではナイフボタンを押し間違えやすいので余計に死にやすい。 役に立たない味方NPC。 シングルプレイヤーのゲームのあるあるだが、メインキャラ・端役を含めた味方NPCがほぼ使えない。戦闘力が低く、隠れた遮蔽物から動かず、端役の大半は敵に突っ込んでいって死んでしまう。 こんな役立たずの集まりでありながら、遮蔽物は占領する、プレイヤーにぶつかってきてプレイヤーの位置をズラしてくる、銃撃している射線に入ってくる、とプレイヤーの足を引っ張りやすい。 こんな有様で、一言で言えば「邪魔」でしかない。挙句の果てに射線に飛び出した癖に味方は撃つなと警告されミッション失敗。そもそも撃ちあっている射線に出て来るなという話である。 基本的にプレイヤーが全て終わらせなければ行動しない為、プレイヤーが敵を殲滅し終わると「クリア!」と叫ぶくらいの役割しかない…というキャラも出ている。 シングルプレイにおける進行不能バグ。 幾つかのミッションに進行不能になってしまうバグが発見されている。 「ミッション:アジト」ではプライス大尉が正常な位置に辿り着かずに固まってしまう、「ミッション:炎熱」では脱出用機に乗ると進行しなくなるというもの。 問題なのこれらは「チェックポイントが入るタイミングで起きる可能性がある」という点。 仮にバグが発生してしまうと、チェックポイントでセーブされるのは「バグが起きた状態でセーブされる」ので自滅しても再開はバグったまま。つまり事実上の詰みセーブ。 こうなってしまうと完全に最初からやり直すしか無く、特にベテランの場合は上記した問題もあってやり直しはかなりの手間。 炎熱の方はすぐに乗り込まない事で発生率を下げる事が出来るが確実ではなく、前者に至っては勝手に動くNPCである以上引っ掛からない事を祈るしか無い。 オンライン周りの環境が悪い。 特に一人のプレイヤーをゲーム処理のホストとして他のプレイヤーを繋げる形を取っているため、他国プレイヤーとの対戦となると通信ラグが非常に目立つ。 こちらが攻撃しているのに当たっていなかったり、いきなり倒されるといった現象が多発してしまう。一方でWin版ではサーバークライアント形式だったので、ラグは家庭版ほどは気になりにくい。 少なくとも日本国内のサーバーであれば、ADSLしかない僻地でもワープするようなラグは早々起こらなかった。 ルームや制限の概念がないため初心者同士で対戦をするのが非常に難しく、場合によってはチーム戦で片方は初心者だけ、もう一方は上級者だけで一方的な試合展開になる場合がある。 対戦ゲームではよくあることだが、PC版・家庭用版ともに、人気作故にデータを不正に改造し極端に強くされて対戦バランスを著しく阻害するチーターも多く、発売当時から話題に上がっていた。 このチーター問題は家庭版では本格的なセキュリティーを実装したPS4/Oneに切り替わるまで続き、Win版では現在でも続く大問題となっている。 マルチプレイマップの中に、作り込みが甘いのか視界が悪くひどく狭いマップがいくつかある。 プレイヤーがリスポーンした瞬間撃ち殺されるなど当たり前。極端な言い方をすれば動けば死ぬので、一定場所に留まり視界に入った敵を仕留める方がマシという笑えない状況も生まれる。 TDMでは味方の多い所にリスポーンするという仕様のため、特定のマップでは一箇所に固められると、あとはLMGで制圧射撃されて出口がなくなり積む場合まである。 Dominationではあまりにも開けた所に拠点があり、時間までどちらも一度も占拠できずに終了、なんてことも。PC版では1サーバー32人まで入れるため、余計にこういう状況に陥りやすい。 上記のようなオンライン対人ゲームとしての至らなさは、2007年という発売時期に相応の造りであると言わざるを得ない。 発売時期が古くてもオンライン対戦環境の改善・アップデートを継続しているFPSゲームもあるのだが、残念ながら本作はそうではない。 Win版はいわゆる厨武器を弱体化させたり、特定のPeakを装備出来なくするコンペディションMODもあり、チーム対抗戦はかなり盛り上がった。 総評 家庭用ゲーム機に移植されたFPSゲームとして『HALO』シリーズと肩を並べた名作・代表格的作品なだけあり、シングル・マルチともにFPSファンや軍事ファンも楽しめる遊びごたえを持った良作。 FPSゲームはある程度慣れが必要なとっつきにくいジャンルではあるが、本作ではチュートリアルの導入や快適な操作性でその点も緩和しており、FPS初心者にもお勧めできる入門作と言えるだろう。 ただし2019年現在は、オリジナル版のオンライン対戦はどの版もチーターだらけで満足に遊べないので、オンライン要素を含めた本作の全要素を存分に遊びたい方は下記のリメイク版を推奨する。 余談 本作の好評に応じて2009年に続編の『Modern Warfare 2』が発売。2011年には完結編である『Modern Warfare 3』が発売され、2019年には『Call of Duty Modern Warfare』としてシリーズがリブートされることとなる。 シリーズ内でも人気の高い『Modern Warfare』シリーズと括られる本作だが、本来は『Call of Duty』の名を冠さない作品の予定であった。 しかし、販売側のActivisionのセールス戦略の為、結果として『Call of Duty』の名が付けられたという経緯がある。 同社は本作が「2007年で最も売れたゲーム」と喧伝したがこれは全ハードの合算で、単独ハードでは同年ランキング2位の360版『Halo 3』が上であった。 サウジアラビアでは、イスラム兵士に対する暴行表現が理由で発売禁止となっている。 DS版は、操作方法やシングルプレイのストーリー、ステージ構成などが全く異なる。 また全編日本語吹き替えだが、素人に演じさせたとしか思えない棒読み演技である(*4)。 廉価版はスクウェア・エニックスから発売されているが、当初は「レジェンダリーヒッツ」として発売される予定だった模様。画像はこちら。 本作で登場し後のシリーズでも実装されている人気マップ「Shipment」だが、実は画面分割によるマルチプレイを想定した社内テスト用のマップをうっかり本編に実装してしまったのものであることが、海外メディアのインタビューで明らかとなっている(参照)。 その後の展開 後に『Call of Duty Infinite Warfare』のレガシーエディションに本作のリメイク版『Call of Duty Modern Warfare Remastered』が付属、2017年には単体での販売が開始された。 対応機種はPS4/One/Win(Windows 7 64-Bit以上)とハード的に1世代跨いだだけあり、どの版も原作とは比べ物にならないほど非常に美しいグラフィックを達成している。 『CoD4』の10周年記念作品との名目だが、一部演出のモーション変更、原作での字幕ミスが再翻訳で修正(*5)と、名実ともにフルリメイク版と言えるほど作りこまれた作品である。
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公式サイト http //www.modernwarfare2.jp/ wiki、攻略サイト http //www15.atwiki.jp/modernwarfare2/
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/2090.html
【作品名】CoD MW2 【ジャンル】ロシア人を殺すゲーム 【先鋒】兵士A 【次鋒】兵士B 【中堅】兵士C 【副将】兵士D 【大将】兵士E 【共通設定】投げナイフ:厚さ数cmの鉄板を刃の部分が貫いて突き刺さり M1エイブラムス戦車の前面装甲にすら10cmばかり突き刺さるナイフ 各兵士の基本の体力は100 スナイパーライフル:手足に二発撃っただけで各兵士を殺害可能な威力、ダメージは70 頭部や胸部ならダメージに1.5倍率がかかり一撃で殺せる ヘリガンナー:スナイパーライフルの直撃に64発耐えて戦闘できる 【共通テンプレ】 【攻撃力】Javelin:対戦車ミサイル、航空機や場所をロックオンして発射する、ロックオンに2,3秒かかる 一度上昇してから落ちるような独特の軌道でホーミングする 自身から26m以内の範囲に対してはロックオンできない 屋根のある場所で発射すると自爆する 半径23mの爆発を起こし、爆発半径18mの範囲だと共通防御力を持った兵士が即死する威力 直撃させればヘリガンナーを一撃で撃墜できる威力 最大射程2500m、弾速は携行ミサイル並み、残弾1発 ナイフ:振って使う 頭や胸はもちろん、手や足のどこの部分にでも当たれば一撃で各兵士を殺害可能な威力 フラッシュグレネード:投擲して1秒後に爆発して強烈な閃光を発する爆弾、所持数2個 約4,8倍ズームのスコープで太陽を直視しても平気な各兵士でさえ数秒間視界が白一色になるので、人間なら確実に失明するだろう 50m先にまで投げられる、投擲スピードは秒速20m程度 【防御力】共通設定の投げナイフが頭や首や胸や腹や股間や足に幾つ刺さっても平気で動ける、1ダメージもくらわない 太陽をスナイパーライフルに付いている約4.8倍ズームのスコープで直視しても目が潰れない。コロナやレンズフレアも感じない。 【素早さ】鍛えた軍人並み。後述の特殊能力により無限に走れる ジャンプ力は、自身の身長の2分の1の高さのものを飛び越えられる。 仮に身長を180cmとすると、90cmのものが飛び越えられることになる。 反応はできないが、マシンガンの弾道を見ることができる。 手持ち装備の切り替えには1秒、武器のリロードには2秒かかる。 【特殊能力】Perk 常時発動する特殊能力、Perk1,2,3で計3つ付けられる Perk[Marathon] スタミナの消費をせずに無限に走り続けることができる Perk[Cold Blooded] 無人偵察機やAI使用の自動機銃、ヘリ、ハリアー等の目と鼻の先に居ても発見や攻撃されない。その事から機械には完全に認識されなくなると思われる 熱暗視スコープで覗かれても周囲の建造物とほぼ同じように表示される(よく注視されると気付かれる程度) Perk[Commando Pro] どれだけ高所から落下しても無傷になる 敵に銃器の照準を合わせた時にクロスヘアが赤くなり名前が分かる 【名前】兵士A 【属性】人間、男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】共通テンプレ参照 AK-47:3発当てれば各兵士を殺害可能な威力のアサルトライフル 36m以上離れると距離減衰が起こり、その場合は4発当てれば各兵士を殺害可能な威力 分間600発の速度で連射可能 30発撃つ毎にリロードが必要、残弾は予備マガジン合わせて90発 射程数km、弾速はアサルトライフル並み 【防御力】共通テンプレ参照 【素早さ】共通テンプレ参照 【特殊能力】共通テンプレ参照 心音センサー:AK-47に付いてるセンサー 前方30mに索敵波を出して範囲内の敵味方を感知する 【名前】兵士B 【属性】人間、男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】共通テンプレ参照 ACR:4発当てれば各兵士を殺害可能な威力のアサルトライフル 44m以上離れると距離減衰が起こり、その場合は5発当てれば各兵士を殺害可能な威力 分間720発の速度で連射可能 30発撃つ毎にリロードが必要、残弾は予備マガジン合わせて90発 射程数km、弾速はアサルトライフル並み 【防御力】共通テンプレ参照 【素早さ】共通テンプレ参照 【特殊能力】共通テンプレ参照 心音センサー:ACRに付いてるセンサー 前方30mに索敵波を出して範囲内の敵味方を感知する 【名前】兵士C 【属性】人間、男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】共通テンプレ参照 SCAR-H:3発当てれば各兵士を殺害可能な威力のアサルトライフル 36m以上離れると距離減衰が起こり、その場合は4発当てれば各兵士を殺害可能な威力 分間600発の速度で連射可能 20発撃つ毎にリロードが必要、残弾は予備マガジン合わせて60発 射程数km、弾速はアサルトライフル並み 【防御力】共通テンプレ参照 【素早さ】共通テンプレ参照 【特殊能力】共通テンプレ参照 心音センサー:SCAR-Hに付いてるセンサー 前方30mに索敵波を出して範囲内の敵味方を感知する 【名前】兵士D 【属性】人間、男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】共通テンプレ参照 FAMAS:3発当てれば各兵士を殺害可能な威力のアサルトライフル 48m以上離れると距離減衰が起こり、その場合は4発当てれば各兵士を殺害可能な威力 分間900発の速度で連射可能 30発撃つ毎にリロードが必要、残弾は予備マガジン合わせて90発 射程数km、弾速はアサルトライフル並み 【防御力】共通テンプレ参照 【素早さ】共通テンプレ参照 【特殊能力】共通テンプレ参照 心音センサー:FAMASに付いてるセンサー 前方30mに索敵波を出して範囲内の敵味方を感知する 【名前】兵士E 【属性】人間、男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】共通テンプレ参照 M4A1:4発当てれば各兵士を殺害可能な威力のアサルトライフル 36m以上離れると距離減衰が起こり、その場合は5発当てれば各兵士を殺害可能な威力 分間720発の速度で連射可能 30発撃つ毎にリロードが必要、残弾は予備マガジン合わせて90発 射程数km、弾速はアサルトライフル並み 【防御力】共通テンプレ参照 【素早さ】共通テンプレ参照 【特殊能力】共通テンプレ参照 サーマル:M4A1に付いてる熱暗視スコープ、赤外線で体温から煙幕が焚かれてる状態でも白い像となって浮かび上がる 参戦 vol.99 471-473 vol.99 474 :格無しさん:2011/03/04(金) 14 49 24.26 ID pfTR4JJI Call of Duty Modern Warfare 2考察 Javelinは26M以内の範囲なら使えないのであまり考慮しない。 熊相手は失明させた後ナイフ投げまくりで勝てそうなので熊殺し途中から 新選組!戦 4勝1敗 【先鋒~副将】剣はあまり聞かないか。失明させてナイフ勝ち 【大将】拳銃は食らうか。負け 痛快GANGAN行進曲戦 全勝 【先鋒以降】防御的に耐えられるだろう。ナイフ勝ち KILL BILL戦 全勝 【先鋒~副将】防御的にはこちらが耐えられそうなので相打ちなら有利。勝ち 【大将】ナイフ勝ち ARIEL戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】ナイフ勝ち 【中堅】車は無理か。負け 【副将】【大将】無理 ヴァンパイアホスト~夜型愛人専門店~戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】ナイフ勝ち 【中堅】車負け 【副将】【大将】催眠術負け SLAM DUNK戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】ナイフ勝ち 【中堅以降】車負け この結果 SLAM DUNK=ヴァンパイアホスト~夜型愛人専門店~=ARIEL>Call of Duty Modern Warfare 2>KILL BILL 498 :格無しさん:2011/03/06(日) 03 36 55.25 ID ordzdfpe 474 M1エイブラムス戦車の装甲に突き刺さるナイフをくらいまくっても平気なのだが どうやって車に轢かれて負けるのか教えて 500 :格無しさん:2011/03/06(日) 11 48 29.52 ID BQOCmsXd 498 ならガンマンの壁上の鉄破壊攻防辺りか 飛龍の拳ツイン戦 全敗 【先鋒以降】10cmなので20cm破壊攻防は厳しいか?負け THE 任侠戦 全勝 【先鋒以降】鉄破壊の方が攻防上。勝ち この結果 飛龍の拳ツイン>Call of Duty Modern Warfare 2>THE 任侠
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このページはXBOX360版 Call of Duty Modern Warfare2のプライベートマッチで使用されるS Dのルールについて解説するページです。 試合は攻撃側・防衛側ともに5名ずつの計10名で行われるのが通常です。 ゲームモード サーチ デストロイ 基本ルール ラウンドタイム 2.5分 爆破時間 45秒 設置時間 5秒 解除時間 5秒 マルチボム 無効 スコアリミット 8ポイント ラウンドスイッチ 4ラウンド プレイヤーオプション ライフ数 1ライフ 復活ディレイ 無し 最大体力 通常 体力自動回復 通常 キルカメラ 無効(※) ※ 主催者によっては有効になっている場合があります チームオプション 観戦 チームのみ(※) 段階復活ディレイ 無し 強制復活 無効 レーダー常時オン いいえ 同士討ち オン ※ 主催者によっては自由に設定している場合があります ゲームプレイオプション ヘッドショットのみ 無効 パーク 有効 キルストリーク 無効 ハードコアモード 無効 3rdパーソンモード 無効 カスタムクラスの使用制限について 使用可能武器 アサルトライフル M4A1 FAMAS M16A4 F2000 AK-47 サブマシンガン MP5K Vector Mini-Uzi スナイパーライフル Intervention ハンドガン USP.45 .44 Magnum M9 Desert Eagle アタッチメント FMJ 装備 Frag 特殊装備 Flash Grenade Smoke Grenade パーク Perk1 装飾銃 (無い場合はスカベンジャー、これもない場合は早業) Perk2 ストッピングパワー Perk3 照準安定 デスストリーク コピーキャット 武器所持規制人数 アサルトライフル 制限なし サブマシンガン 2名まで スナイパーライフル 1名まで 使用可能マップ Highrise Invasion Favela Skidrow Terminal
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このページでは2009年発売の『Call of Duty Modern Warfare 2』と、その日本語版について解説します。 ほぼ同名の作品が2022年にも発売されているが、本記事では2009年に発売された作品について解説する。 Call of Duty Modern Warfare 2 (2009) 概要(共通) 評価点(海外版) 評価点(共通) 前作から大幅にパワーアップした演出・グラフィック 問題点(共通) バグ問題 Win版の問題 賛否両論点(共通) 総評(海外版) Call of Duty Modern Warfare 2 (日本語版) 概要(日本語版) 問題点(日本語版) 致命的なまでの誤訳・吹き替え 中途半端な規制 総評(日本語版) 余談 その後の展開 Call of Duty Modern Warfare 2 (2009) 【こーるおぶでゅーてぃ もだんうぉーふぇあ つー】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows XP/Vista 発売元 Activision 開発元 Infinity Ward 発売日 2009年11月10日 価格 59.99$ レーティング ESRB M(17歳以上対象) 備考 PC版のみ要ネット接続及びSteamクライアント 判定 良作 ポイント 難解なストーリー 何故か生きてたキャラクターオフラインのボリュームは減少マルチプレイヤーのバランスは世紀末しかし、それをすっ飛ばしても面白いゲーム性本作で『CoD』シリーズの最盛期を迎えた Call of Dutyシリーズ 特殊部隊タスクフォース141出動せよ。 概要(共通) 2007年に発売された現代戦FPSの傑作『Call of Duty 4 Modern Warfare』の続編(*1)。 前作の戦争映画的な作風からアクション映画に近い方向性に急転換したことで賛否両論を生み、大味気味であった『CoD4』と比べても武器バランスが崩壊していたが、派手な演出や良質な楽曲で現在でも非常に人気が高い。 評価が鰻登りとなっていた『CoD』シリーズは本作と次作の『BO』で最盛期を迎えることになった。 評価点(海外版) 従来の『CoD』シリーズにはない音に注力した作り。 本作ではBGMの作曲に『ザ・ロック』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ダークナイト』などで有名なドイツの作曲家であるハンス・ジマー氏をゲーム業界で初めて起用している。 マルチプレイヤーのスポーン時の音楽やキャンペーンで掛かるBGMなど、耳に残りやすくどれも良曲である。 マルチプレイヤーのアナウンサーもゴースト役のクレイグ・フェアブラス氏を筆頭に、いわゆる「イケボ」声優を起用しているためキルストリークのUAVを出すだけでもかなり雰囲気が盛り上がる。 銃声も合成音ではあるが撃っていて気持ちの良い音がすると好評である。 評価点(共通) 前作から大幅にパワーアップした演出・グラフィック 特に今作は中盤からアメリカが侵攻を受けるシーンがあるため、現代アメリカの住宅地での戦闘、果てはホワイトハウス奪還戦が描かれることになる。 今作より増えたセントリーガン、プレデターミサイルの頼もしさ、定番の自分たちが乗ったら落ちるヘリ、後半のEMPにより落ちてくるヘリなどから逃げるシーンなど中盤から最後のフレアを焚くシーンまで怒涛の展開となる。 + ネタバレありのため折りたたみ ラストミッションも派手な兵器はないものの隠密ミッションから新装備やアタッチメントを駆使し戦うシーンが多く、新要素を積極的に取り込んでいる。 最後は痛々しくも刺されたナイフを抜いて投げてキメ。後のソープのことを考えると切ないがヒロイックである。 当然投げナイフもマルチプレイで採用。どの距離でも刺されば即死というロマンあふれるアイテムなから盾を絡めた実用的なキャンセルなどもあり。後作品でもコンバットアックスなどいわゆる投擲刃物系として1つの装備カテゴリとして生き残ることとなった。 問題点(共通) バグ問題 オンラインプレイに致命的なバグが多く存在した。PS3/360版で(ハードメーカーの)対応が異なる等も物議をかもした。 弾数無限バグ、舞空術バグ、加速装置バグ、高速移動バグなど。戦争は変わった…。 バグによって105mm機関砲なる超兵器が誕生した。 対戦部屋のホスト側でバグが起こるとその部屋に参加したプレイヤー全員に伝染する。 感染したプレイヤーがホストとなるとさらに…ウィルスかよ。 「(プレイ動画を)見てる分には面白そう」なんて意見も多いが、こんな状態では当然ながらまともな対戦はできるはずがない。 そもそもキルストリーク(連続で相手を倒すと得られる支援)の異常強化や装備品の補給が自前でできる能力があるなど、バグなしでも火力が若干インフレ気味。かつ篭りプレイとの相性も良いため、今作のオンラインをあまり評価していないプレイヤーも少なくない。 レビューサイトXBOXmk2ではバランスの平均点がもっとも低く、レビュアーの指摘も対戦に関する点が多い。 またTreyarchは次回作の話に絡めてこれらの要素を暗に批判していた。 バグ修正後でも悪名高い戦術の例 爆発系武器(急所に直撃しなくても即死あり)の爆発範囲を「危険察知(Danger Close)」能力で底上げし、先述の補給能力等でガンガン補充して乱射しまくる「ワンマンデンクロ(Danger Close + Oneman Army)」「スカベンデンクロ(Danger Close + Scavenger)」「グレポン(*2)」 「マラソン」「ライトウェイト」能力で移動速度を、「コマンドー」能力でナイフの攻撃範囲を底上げし、ナイフ主体で戦う「マラライコマンドー」 大抵のゲームでは銃相手にナイフで戦うのは無謀とみなされ、それゆえにナイフスタイルも(たとえ高威力であっても)容認され易い。 しかし、この「コマンドー」Perkを付けてナイフが命中するとプレイヤーがワープして攻撃するという謎仕様があり、多少距離があっても接近を許してしまうと銃側がまず撃ち負ける。バランス崩壊ものである。 当然、こういったものは「FPS好き」にしてみれば邪道極まりないものである。 今回はアンロックするための条件が厳しいアイテム・称号なども多く、指定した場所に復活できるようになるアイテム「戦術マーカー」や、レーダーに映らなくなるPerk「冷血」などを利用してサクラと一緒にキルを稼ぐ「談合」行為の多発もマルチプレイが嫌われる理由の1つ。キルログで同じ人間が同じ相手に殺され続けていたら談合の可能性が高い。 キルストリークの中には「どんなゲームルールであっても発動すれば全員死亡でゲームを終了させる」最終兵器戦術核(*3)があり、陣地取りなどのルールで空気を読まずにこれを発動させる人間などもいたりする。純粋なゲームの実力が結果に反映されなくなりつつあるという批判もある。 2010年8月になって新たなバグが発覚。「SNKの5タイトルのデモ版が製品版としてアンロックされる」という、何がどうなってそうなったのかサッパリわからないもの。 今のところ360版のみに発生するらしい。 パッチを出すのが、日本版ではスクウェア・エニックスのために海外版とずれる、バージョンが違うと当然マッチできなくなる、そのためしばらく海外版と日本版で隔離されることがしばしば。 Win版の問題 さらにWin版でも、以下に述べる仕様により、不買運動・販売中止・その他多くの非難と混乱が巻き起こった。 価格が$59.99(前作までは$49.99) PS3/360版ではそれぞれソニーとマイクロソフトへのロイヤリティとして販売価格に$10を上乗せしなければいけないが、Win版ではその必要がなく、CS版よりも安く入手できるのが普通である。しかし今作ではCS版と同じ$59.99で販売された。 さらに、2種類の特別版がPC版にはまったく用意されなかった。 プレイするためにはValve社が提供するSteamクライアントのインストールとSteamアカウントの取得が必須。たとえパッケージ版を買ったり、Steam以外のDL販売サービスから購入していても同様である。 本作起動のたびにSteamクライアントの起動とユーザー認証を自動的に行うため余計な時間がかかり、ネットに繋がっていないPCではシングルプレイでさえ遊ぶことができず、さらに本作終了時もSteamクライアントが自動終了せず起動したままになってしまうなど、不満が多い。 しかも、日本のSteamアカウント所有者が海外版の本作(DL版、パッケージ版問わず)を購入した場合、ユーザー認証が弾かれてしまい通常の方法ではプレイ不可能である(*4)。この情報はプレイヤーはおろか輸入代理店にさえ全くアナウンスされておらず、発売当時は大混乱を巻き起こした(*5)。 一番巻き添えを喰ったのが日本駐在の米軍兵士(*6)を筆頭とした英語を母国語とした人々。買ったは良いが起動できない、仕方なく日本語版を買ったら今度は音声だけでも英語化出来ない=実質的にプレイ不能となるケースが多発した。 現在も日本のSteamからは購入不可。歳末セールなどの告知では「お住まいの地域ではご利用いただけません」とのつれないメッセージ。 まだSteamがメジャーで無かった頃に起きた、有名タイトルにおける「おま国」だったこともあり、批判の矛先がSteamにも向けられてしまった。 過去の作品で使用可能だった覗き込み動作が削除された。またコンソールを開けなくなった。 マルチプレイヤーの仕様に不満が多い。 Dedicated Server(*7)を使用できない、P2P通信のためラグが頻発する、サーバーを自分で選ぶことができない。 加えて、MODやカスタムマップなどユーザがゲームをカスタマイズすることができない。そのために大会などを開催することが非常に困難。 マルチプレイの参加可能人数が家庭用と同じ18人に制限された(*8)。 PCと家庭用では環境、プレイヤー、要求される最低限の機能が全く違うため、家庭用メインで作られた作品は総じて評価が低い。 特に、潰す理由がないPCの利点をほぼ潰し、家庭用の仕様をそのまま持ち込んだためWin版の評価は非常に低く、売り上げも非常に少ない(全体の10%程度)。 もっとも、売り上げそのものは前作を大幅に上回っていた。また2009年当時はPCゲームユーザーの数はコンシューマーよりも少なかったため、本作の10%という割合も特別に低いというわけではなかった。 なお上記の不評を受けて、『Call of Duty Black Ops』シリーズのデベロッパーであるTreyarch(*9)は『BO』用のMODを本作に流用可能にする措置を行い、大好評を博した。 賛否両論点(共通) ストーリーや展開 激戦続きの怒涛の展開、迫力の演出などに誤魔化されてはいるが、冷静になって見てみるとおかしな部分がかなり多い。 + ネタバレを含むので格納 あまりにも手際がよすぎるロシア。 ロシアでの空港テロの翌日にロシア軍がアメリカ本土を奇襲。報復テロのためにテロリスト数人を送るのとは違い、大量の正規軍を送り込むにしてはいくらなんでも早すぎであり、テロが発生した時点で送り込む準備が済んでいたというくらいの手際の良さ(*10)。 ザルすぎるアメリカ防衛網。 上記の奇襲時にロシアは墜落したアメリカの衛星の装置を使って、識別を隠しながら易々と米国本土へ奇襲を仕掛けているのだが…。 ステルス機でもない未確認機影がレーダーに大量に写っているのに、周辺国やEU諸国すらも気づかないとかあり得ない程の油断振り。 装甲車両やヘリもかなり来ていることから海路にも大量のロシア軍がいるということが推測される。いくら何でもそんな大艦隊がいたら目立つだろう。 最終的に首都ワシントンにまでもつれこむ乱戦状態に。 何故か生きていたプライス。 『CoD』シリーズでは重要人物でも割かしあっさり死ぬことが多い(*11)のだが、前作のラストでは明らかに助かっていない状況でありながら特に何の説明もなく生存していた。 一部のファンからは死亡したまま、出しゃばらない方が良かったという声もある。元々旧作ファンに対するサプライズとして『CoD4』のみにゲスト登場するだったはずが、キャラの人気にアクテイビジョンが押し込んだという説が濃厚。 その後、『MW』と『MW2』の空白を補完するサイドストーリーとしてファンによって作られた実写二次創作動画の内容が公式設定として組み入れられた。 ちなみに、プライスは動画の時系列内で捕まってたらしく、前作ラストでは助かっていたことが発覚する。 核によるEMP攻撃(*12)。 プライスが急速にアメリカ国土を蹂躙するロシア軍の電撃戦に対する切り札として、ロシア原潜の戦術核ミサイルを打ち出してアメリカの大気圏外上空で爆発させて発生したEMPでロシア軍の機甲部隊や命令系統を麻痺させようとした。 しかし、EMPの影響はロシア軍のみならずアメリカ軍も受けており、それどころか何の関係もないISSの宇宙飛行士や味方パイロット、旅客機に乗った民間人を何千人、下手すれば何万人も虐殺していることになる。ハッキリ言って正気の沙汰ではない。 しかも、アメリカのインフラも影響を受けてしまうわけである。そんな荒っぽい方法でいいのだろうか。ロシア軍に打撃を与えられれば、イギリス人のプライスにとってアメリカの被害などどうでもいいということか? シェパードがタスクフォース141を突然裏切る展開は衝撃的ではあるが、伏線らしきものがそれほど無く急な展開のために理解が追いつかず混乱を呼ぶ。 シェパードの今回の事件を起こした理由すら、上の理由共々唐突にミッションブリーフィングで明らかになるので混乱に拍車をかける(*13)。 他にもシェパードの階級が中将なのに海兵隊の総司令官になったり(海兵隊の指揮権は大将以外には無い)、ある人物の年齢から前作のプリピャチでの出来事の年代に矛盾が生じているなど細かい粗がある。 前作プレイ大前提のシナリオ 当たり前といえば当たり前なのだが、前作をプレイしていないと理解しづらい点が多い。 作中ロシアの情勢、タスクフォースが生まれた経緯含め『CoD4』プレイ前提に近く、プレイしてもなお補完する。 上記のシェパードの行動の理由も前作に起因しているため、『MW2』から始めてしまったプレイヤーは本当に突然裏切ってくる。 作中、マクタビッシュと再会したプライスが『4』のエイリアスである「ソープ」と呼ぶのだが、『MW2』ではソープは常に「マクタビッシュ大尉」や「マクタビッシュ」としか呼ばれない。 そのため、NPCキャラのウォームが「ソープって誰だよ?」というセリフを直後にぼやくのだが前作をプレイしていないとウォームのように話に置いてけぼりになる。 一応『MW2』のオープニングの回想シーンで「ソープとは妙な名前だな」というシーンの回想が出るが、前作をプレイしていないと前作のプレイキャラがマクタビッシュであるということを自体を知りえないためわからない。 総評(海外版) マルチプレイヤーのバランスこそ世紀末であるものの、映画的なストーリーや良BGM、現在まで続く人気キャラを作った功績は非常に大きい。 本作の売り上げはギネス級のものであり、結果として『Call of Duty』シリーズの名を全世界に轟かせ、名実共に世界最高峰のFPSとなった。 Call of Duty Modern Warfare 2 (日本語版) 【こーるおぶでゅーてぃ もだんうぉーふぇあ つー】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 Infinity Ward 発売日 2009年11月10日 価格 7,980円(税込) レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 PC版のみ要ネット接続及びSteamクライアント 判定 劣化ゲー ポイント エキサイト翻訳使った奴出てこい日本語吹き替えなのを発売の直前まで公表せず Call of Dutyシリーズ 概要(日本語版) ゲーム自体の内容は海外版からほぼ変わりなし(後述する一場面を除いて)なのだが、誤訳だらけのローカライズで発売前から大不評を買ってしまった。 なぜこのような事になったのかについては、こちらに顛末が書かれている。 問題点(日本語版) 致命的なまでの誤訳・吹き替え オンラインオフライン共に大量に存在する誤訳 誤訳の形態は「文意、スラングを無視した直訳」「複数の意味を有する単語を不適切な方に訳した物」「単語本来の意味や文章を完全無視」と多い。 加えて、分類もまた「弱音と化したなど意味が逆転した」「かっこ悪い言い回しと化したもの」「ネタバレと化したものや逆にシナリオの正確な理解を妨げるもの」「ゲームの攻略にまで支障をきたすもの」と様々である。 以下にその一例を記載しておくが、それ以外は攻略Wiki内の記事を参照してもらいたい。 英語 本来の意味(*14) 本作の和訳 解説 Pfc (Private first class) 上等兵 二等兵 本来の階級から降格させられたアレン氏 ラミレス氏 ダン氏。しかも『兵長』は現代アメリカ軍には存在しない階級である。 Cp (Corporal) 伍長 兵長 this is the Wild West. この辺りは無法地帯だ ここは荒野のウエスタンだぞ 直訳過ぎて全く意味が伝わってこない。 strung out! 隊列が延びてる! 頭がどうにかなりそうだ! もう1つの意味である「麻薬が切れて苦しんでいる」と履き違えたその頭が本当にどうかしている。 It will cost you a piece of yourself. (犠牲には)君自身も含まれるかもしれんがな 犠牲には君も含まれるがな 作戦前のブリーフィング。未来形である「will」の意味を主観性のある「起こると予想していること」では無く「(客観的な)断言」と間違えてる。些細な言い間違いだが、全く意味が異なってくるのは言うまでもないだろう。ただし、「will」は助動詞ゆえに主観的だが確信度が高い予想なので『キャンペーン リマスタード』の訳である「かもしれんがな」という訳も弱すぎて本来の意図から離れすぎているか。客観的に聞こえないように訳す前提なら「だろうがな」のほうがより適切だろう。 Remember - no Russian. いいか…ロシア語は使うな 殺せ、ロシア人だ Russianの「n(対象)」を間違えており、述語としての「no」も間違えてる。そしてこの誤訳が巻き起こした重大な問題もあり、それについては後述する。 He supplied the assault. (奴は)武器の調達人だ テロの実行犯だ 「assault」はまだ「テロ」と読めそうだが、supplied(供給)をどう読んだら「実行犯」になるのやら。しかもこの誤訳が出るのはよりにもよって↑の直後の話なので…。 PRINCE GEORGE S COUNTY RESIDENTS(略) プリンスジョージズ州にお住いの皆さんは(略) 緊急警報放送 日本版に限り、下部のテロップが表示された時に字幕が出る。だが、その字幕が「EMERGENCY BROADCAST SYSTEM」の訳になっているため、肝心の本文が分からなくなっている。 We will cut off all avenues of escape. あいつの逃げ道を完全に塞ぐぞ 背水の陣で臨もう 「誰の」退路を断つのかを言っていなかったからとりあえず自分達と決め付けた可能性あり。 Take out the guard having a smoke,or wait for him to move along. あの煙草を吸ってる警備をやるか、やり過ごせ スモークを持っている警備をやるか、やり過ごせ 一概に「スモーク」と言われたら煙幕か発煙筒かを連想してしまうが、当の警備はその類の煙を発するものを持っていないため混乱を招く。 Overgrown Overgrown 「草生す廃墟」 何故かこの2つのマップ名だけ翻訳した結果がこれである。 Crash 墜落地点 「クラッシュ」 Danger Close デンジャークローズ(友軍近くへの爆撃) 危険察知 敵の設置した兵器を透視できるPerkが別にあるので紛らわしい。 吹き替え声優の演技力 本作の吹き替え声優は素人を起用している。その演技力は正直言って優れているとは言い難いレベルであり、その点に不満を持つユーザーからは「棒読み吹き替え」として徹底的に叩かれた。 その最たるものが、空爆までの十秒間を告げる台詞の吹き替え音声「10秒! 10秒! じゅううううううびょおぉぉぉぉぉぉ!!」であり、「重病」とも揶揄されている。 仲間NPCが悲痛な叫び声で主人公の名を呼んでは、ケロっと敵の位置を指示している有様である。 レンジャー側主人公も、上官のフォーリー軍曹から終始下手くそな吹き替え音声で命令を下されるハメになる。 しかし、全キャラクターが素人吹替というわけではないため、極端に叩かれる程の酷い演技をしているわけでもなく、人によってはそんな不快感も感じず普通に聞ける。 声優の演技力については、ファンの間でも非常に賛否の分かれる部分であり、この点をどう感じるかによって作品自体に対する評価もかなり変わってくる。 上記にもある誤訳の問題と合わせて扱われることが多いため、ローカライズさえしっかりしていればこの点に関しての評価もまた違ったかもしれない。 インタビューでは「素人でも原音に声質に似ている声優を起用した」と語られていたが、どう考えてもミスマッチとしか言いようがない吹替も存在する(*15)。 なお音声は吹き替えのみであり、英語版音声は存在しない。 元々のシステムが切り替え機能に対応しておらず、Activisionとの契約上システムの根本的部分は弄ることが許されていない。 この点については、どちらかというと上記のような吹き替えの演技力が気に入らない層からの指摘が多いと言われている。 字幕と音声の不一致 これも誤訳と棒読み吹き替えに次いで多く存在する。 先述の「10秒! 10秒! じゅううううううびょおぉぉぉぉぉぉ!!」も字幕は「10秒!!」だけである。 もう1つの例としては、フォーリー軍曹の「違うか?」という台詞の字幕に対して音声は「違う?」である。 中途半端な規制 とある局面で民間人を殺害するとゲームオーバー。 本作以外でもこう言ったケースは見受けられるが、本作のあるステージは規制が状況と噛み合っておらず、批判の対象になっている。 そのステージではプレイヤーは無差別テロへの参加を余儀無くされる。しかし、プレイヤーの周りでは他の連中による虐殺が繰り広げられる中、プレイヤー自身はそれを行ってはいけないと言う不自然な状況になっている。 この規制自体はドイツ語版にも施されてはいるが、よりにもよって上記の「殺せ、ロシア人だ」の誤訳が生じているシーンであることによって日本語版特有の問題と化している。 誤訳で殺せと言われたので殺したら規制でゲームオーバーにされる光景は、日本語版の劣化ゲーぶりを象徴する一幕と言えよう。 後半で戦う機動隊員に関してはセーフだが、彼らもロシア人であるため規制対象と誤認しうる側面もある。しかもこちらは撃たないと臆病者呼ばわりされ味方に始末されるという理不尽仕様。 総評(日本語版) 海外版は破天荒なストーリー、バランスと動作安定性の悪いオンラインと多くの問題点を抱えながら「雰囲気ゲー」として辛うじて良作判定を得ていた。 だが、スクエニのローカライズにあたり生じた大量の誤訳と棒読み吹き替えによりその雰囲気が台無しになり、結果ただの悪い冗談のような代物と化してしまった。 しかも日本国内ではPC海外版のsteam認証が悉く拒否されてしまう等で英語音声のハードルを不必要に高めた事が事態を深刻化させた。 余談 場面の状況といまいち合っていない翻訳に関してはスクエニだけが悪いのではなく、Activision(現:Activision Blizzard)社側にも責任の一端はあると思われる。 スクエニのあるイベントでの公式の発言によると当時Activision側はスクエニ側に日本語訳を依頼する際、台本のみを渡しただけでキャンペーン中の映像は流出を恐れて一切見せてくれなかったらしい。 そのため翻訳家はどのような訳にするか苦労したらしく、上記のように実際の映像と和訳がちぐはぐな場面が生まれたという。 もともと「デンジャークロース」を始めにどうしても日本語に訳しづらい単語・ジョークやスラングを用いた会話も多く、さらに版権スレスレのネタまである(*16)。 これらを考えると、スクエニとActivisionで上手く連携がとれていないがために招いた問題点とも言えるかもしれない。 公式側の不手際の多さも問題に。本作とは直接関係ないが、発売前のスクエニ社長和田氏の痛い発言もかなりの話題を呼んだ。 パブリッシャーであるActivisionにも非があり、ファミ通XBOX誌上の『Call of Duty Black Ops』のインタビュー記事にて製作プロデューサーが日本国内のユーザーへ謝罪を行っておりローカライズの製作体制を始めとする相互連絡等の改善をすると語った。 とある『CoD』コミュ(非2ch)には嵐が吹き荒れ、批判文を書けばたちまち袋にされていたスクエニコミュ(非2ch)から擁護が蜃気楼のごとく姿を消した。 その急遽と言っても過言ではない吹き替えの起用の背景には、劇中で主人公側が核兵器を使用するシーンがあるからなのでは? と推測するユーザーもいる。 先述の「テロシーン」の存在が発売前に発覚し、各方面で物議を醸した。委細はNo Russianの記事が詳しい。 何しろストーリー上必要且つ、実行するのは悪役側とは言え、無抵抗の民間人を虐殺するミッションなのだから批判が無い訳が無い。流石に子供や家族の殺害シーンこそ無いものの、熊のぬいぐるみが落ちていたり(*17)、撃たれて助けを求める犠牲者などまでも克明に描写しているので尚更。 各国でそれぞれの規制が行われ、先述通り最も厳しいドイツ版でもゲームオーバー規制が施されている。ロシア版についてはステージそのものがバッサリ削除された。 公式がこれらの批判が来る事を想定していたかは不明だが、原語版含めこのステージだけはスキップすることができ、実績・トロフィーのアンロックに全く影響しない。途中で耐えられなくなった時のためにメニュー画面にも常にスキップの項目が完備されている。 そもそもプレイ前に「不快なコンテンツ」として確認メッセージが2回表示される念の入れよう。ただ、何故か日本語の確認メッセージは「ミッション後半のコンテンツを不快に感じる~」になっている。上記の民間人虐殺は前半に行われるもので、後半は警備隊とのいつもの銃撃戦なのだが…。 完全な余談であるが、開発元のInfinity Wardと発売元のアクティビジョン(親会社)は本作の開発報酬等に関してひと騒動起こしており、結果Infinity Ward側のスタッフが大量に退職するという事態に発展している(*18)。 本作はあちらでも企業問題と無縁ではないようだ。実際、本作も「Call of Duty」の名前を外して発売されるという噂があった。 布施文章氏のライトノベル『思い出したくもない人生最悪の96時間』(アスキー・メディアワークス刊)には本作(及び前作)からのパクリ疑惑が存在している。 大まかに説明すると「登場人物の外見も名前も起こる出来事も(だいたい)そのまんま」である。 しかもアスキー・メディアワークスはこれ以前にも盗作作品を刊行しており(*19)、これがクロだとしたら1年に2冊も盗作作品を出してしまったことになる。 このパクリ疑惑に関してはこちらを参照。公式発表はないが、作者がTwitterにて『MW2』をプレイしているようなTweetをしていたなどでクロの可能性が高いと言われている。 吹き替えそのものの是非について スクエニ側は日本語吹き替えであることを発売直前まで発表しなかった(店頭や公式サイトのPVでも英語版が流れていた)。 上記の演技力に関する問題抜きにしても、吹き替えに関する発表が発売直前までなかった点は公式に対する不満点とされている。 その影響で、一部小売店では発売直前に予約のキャンセルが大量発生してしまった(*20)。 吹き替えは「ユーザー層(年齢層も)を広げるため」に行ったというが、吹き替えで万人に通じるようにという発想は正直意味がよく解らない。 当時低年齢のみならず一般ユーザーですらFPS・洋ゲーが浸透しているとは言えず、またCEROレーティングも高くなる傾向から無意味ではないか? と言われることもあった。 字幕の場合だとゲームをしながら字を読むことになるので、慣れていないと見落としてしまったりとプレイするのに難しい部分もあると思われるため、この吹き替えは低年齢向けというよりはFPS初心者に向いていると言えなくもない。 とはいえ、そうなると余計に上記にあるような誤訳や分かりにくい訳はゲームとして問題になってくる。 ただし、吹き替えになったことは元々Activision側の意向であり、ドイツなど他の国では、その国の言語による吹き替え版のみが発売されている。 現在は年齢やプレイヤー層問わず洋ゲー・FPSの浸透度も高くなり、また吹き替えが付属することも増えたことを考えれば、この試み自体は正解だったと言えるだろう。 その後の展開 結局、翌年の『Black Ops』から2014年の『Advanced Warfare』までの、本作以降『CoD』5作品のローカライズもスクエニが担当した。 今作での批判を受けてか、これらは「レーティングがCERO Z(18歳以上のみ対象)となり規制を緩和される(*21)」「字幕版と吹き替え版の2バージョンで発売され(*22)、吹き替え版のトレーラーも配信」「『Black Ops』の吹き替えでは堀内賢雄氏、井上和彦氏等のベテランが多く起用される」「『Modern Warfare 3』の字幕監修には『亡国のイージス』『機動戦士ガンダムUC』などで知られる小説家・福井晴敏氏が起用される」など、反省の色が現れているローカライズとなった。 発売から11年が経過した2020年、本作のキャンペーン部分のみを現行機種(PS4/One/Win)向けにリマスターした『Call of Duty Modern Warfare 2 Campaign Remastered』がDL専売タイトルとして配信された。開発はInfinity Ward監修の下、同じActivision傘下のBeenoxが手掛けている。 グラフィックの向上及び細かい演出の変更・調整が施されており、問題点とされていた日本語訳もほぼ修正(*23)、一部音声の新録も行われている(*24)。 また、ゲーム機本体の言語設定を変更すれば英語音声・日本語字幕で遊ぶことも可能になった。 テロシーンで民間人を撃ったら規制でゲームオーバーの点はそのままだが、これを誘発するような誤訳も先述の通り改善された。 本作でソープの吹き替えを担当した岡林史泰氏は比較的好評だったためか、『MW3』の吹き替え版にてソープ役を続投したため今作と『MW3』で同じキャラを演じた数少ない声優となった。 2022年10月28日には2019年に発売されたリブート版『MW』の続編として、本作と同タイトルの作品が発売された(*25)。 2023年7月27日に本作のオンラインサーバーが突如として閉鎖された。 理由について公式からの言及はないが、マルウェア感染によりワームウイルスの温床と化したことが原因という説が有力視されている(参照)。 現在はサーバーが復旧に伴ってアップデートが行われたことで、隔離サーバーへ繋がっていた日本語版が海外サーバーに繋がるようになり、ラグはあれど日本人口の少ない360版での過疎問題が解決された。 本作以降毎作登場するほぼ無反動のアサルトライフルというカテゴリを築き上げた最も印象的な武器の1つであるACRは、以前より「当初は実装予定ではなかったがレミントン社からのマーケティングによって登場した」という話があった。 当初、これはただの噂でしかなかったのだが、2023年10月17日に公開されたレミントン社の社内文書にてこれらの契約が実際に行われていたことが判明している(参照 ※リンク先は英語のみ)。
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Call of Duty Modern Warfare 【こーるおぶでゅーてぃもだんうぉーふぇあ】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション4Xbox One(*1)Windows(Battle.net/Steam) 発売元 アクティビジョン 開発元 Infinity Ward 発売日 2019年10月25日2023年3月9日(Steam) 価格 8,690円 レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 なし Call of Dutyシリーズ 概要 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 『Call of Duty Modern Warfare』シリーズのリブート作品。 舞台をより近代的な現代に移し、2011年の『Modern Warfare 3』以降8年ぶりのシリーズの新作である。 ストーリーはオリジナルの3部作をベースにしつつも、シリーズの前日譚を意識した内容である。ただし仕切り直しのリブート作品であるため、旧シリーズには一切繋がらない展開となっている。 さらに、シリーズで初めてプラットフォームの垣根を越えた対戦が可能なクロスプレイに対応した。 また、『Ghosts』以来6年ぶりのレーティングがCERO D(17歳以上対象)の作品でもある(*2)。 評価点 非常に美麗なグラフィック 最新のフォトスキャンによってキャラクターやゲーム内のアイテムは俳優の顔や実物をキャプチャーして作られており、キャラモデリングは顔の皺まで分かり非常にリアルである。 遠目から見れば実写に見える程にリアルになった。 リアルさの増したモーション 本作を語る上で外せない最大の評価点。 前作の『Black Ops 4』まではお世辞にも銃のリロードモーションがリアルとは言い難く、かなりぎこちないモーションが多かった。 だが、今作ではモーションキャプチャーを実在の銃器のアクセサリー会社であるT.REX ARMSのCEOであるLucas Botkin氏が担当し、アニメーションは動画投稿者であるhyper氏(*3)が手がけており、銃のリロードモーション等は非常にクオリティが高い(*4)。 不自然ではない個々の挙動がリアルに作られており(*5)、FPS界のリロードモーションに一石を投じ、革命を起こした。 本作の登場以降、動画投稿サイトでFPSのリロードモーションを纏めた動画や『Half-Life 2』向けのMODである『Half-Life 2 MMod』などや『DOOM』向けのMOD、『Brutal Doom』などのMODに影響が与えられ、果ては実写でリロードを行う動画の投稿数が劇的に増えた。 また、その影響かCoDシリーズ以外の作品でもリロードモーションにこだわる作品が激増した。 銃器描写のリアルさ 本作では今までの従来の作品と違って銃声は合成音ではなく実銃の銃声から録音したものを使っている。 銃口のコンマ数秒しか映らないマズルフラッシュや薬莢の1つ1つ、ガンスモークの発生やディティールまで丁寧に、そしてリアルに作りこまれており、尚且つそれを眺めることができる。 今までの従来の『CoD』では存在しなかったM4のボルトリリースの起き上がりやマガジンキャッチの起き上がり等も再現されている他、リスポーン毎にボルトフォアードアシストを叩く動作等、マニア垂涎の出来である。 キャンペーンの特定のシナリオのリアルさ SAS所属のカイルとプライス大尉がテロリストのアジトへナイトビジョンゴーグルを使って潜入するシナリオは戦争映画の『ゼロ・ダーク・サーティ』を意識したもので非常にリアルな内容となっている。 デフォルメこそされているがあまりのリアルさにプレイした元特殊部隊員も「技術流出」と評する出来である。 CIA所属のアレックスが、敵側にとってはテロリスト扱いである武装勢力と互いに支援しあい敵対勢力と戦う点も、これまでのシリーズになく、かつリアリティのある展開として評価されている。 人物描写の丁寧さ 一例として、プライス大尉はIW製CODにおける最も有名な名物キャラクターであるが、本作でもプレイヤーの先導者としてリブート版に合わせた設定で登場している。 本作では旧シリーズと比較して物静かな雰囲気であり、部下の考えを後押しする等チームを見守るタイプの性格(*6)となっているが、多数を助けるために少数を犠牲にする(*7)・テロリスト相手には手段を選ばない(*8)等ダークな一面を見せる。旧シリーズとは違った性格であるがプライス大尉としての説得力を持たせることができており評価が高い。 演者はバリー・スローン氏に変更となり、今までのベテランの風格を出しつつも、髪が生えそろっている等やや若めのデザインになっている(2019年時点で35歳の設定)。 他にもカイルの任務に対する迷いとその対処や、アレックスと武装勢力との関わり方、ファラとハディルの兄妹関係等、各キャラクターの心境の変化が細かく描かれている。 新要素のガンスミス 従来の作品はアタッチメントを変更してもさほど変わりなかったが、本作ではバレルやマズル、ストック等あらゆる部分を交換することができ、銃によっては銃種そのものを変更することができる(*9)。 当初は不可能だったが、途中からアップデートにて設計図(*10)と設計図を組み合わせることが可能になった為、カスタムの自由度が過去作と比べ物にならないほど向上している。 豊富なマルチプレイヤーのキャラクター 前作の『BO4』ではスペシャリスト形式が採用されていた為、キャラクターの種類に乏しかったが今作では勢力のCoalition側とAllegiance側で別のオペレーターになる上、デフォルト兵士のスキンも変更可能である。(特定の課金スキンを除いた)各オペレーターとデフォルト兵士共に、実在の装備で再現可能であることも重視されており、リアリティの深さに一役を買っている。 またデフォルト兵士のスキンが非常に豊富でなんと驚異の30種類以上が存在し、実在の部隊の装備を忠実に再現したものから始まり、過去作のパッケージに映っていた兵士やキャンペーンに登場する印象に残るNPC、『MW2』のタスクフォース141操作時の主人公であるローチを模したものもあり、この点はかなり好評である。 しかも、それらはスキンの種類によってボイスが変わっており、モブキャラであるにもかかわらず目立ち過ぎない程度に個性が出せるようになっている。 Season5では『MW2』では終盤の敵役でしかなかったシャドウカンパニーが追加され、今回は名有りキャラが3人に原作のモブ兵士風のスキンもあるという好待遇である。 前作までから大きく改善されたプレステージシステム 今作では最大まで上げてしまえばもう一度武器を1から解除し直す必要がない為、水増し感の強いやりこみ要素をやらずに済む。 戦争映画的な楽曲 オリジナル版ほどのヒーロー的な派手さは無いが、現代的な落ち着いた静かな雰囲気の楽曲が気分を盛り上げ、没入感を高めてくれる。特にピカデリーでのスポーンミュージックは好評。 新システム「とどめの一撃」 今作では敵の背後で近接ボタンを長押しすると、使用しているオペレーターが各々の技で敵を倒すモーションを見ることができるシステムが追加された。 元々は『Halo Reach』から始まったシステムであり、当時実装されていた『Apex Legends』での人気が高かったことから輸入されたと思われる。 敵の背後に気付かれずに近づくことが少々初心者には難易度が高い上に、モーションの長さもあることで競技シーンで使われることはほとんどないが、本システムの登場のおかげで絵面が単調になりがちなナイファーや芋掘りといった行為に大きな遊びが産まれ、いわゆる魅せプレイが可能となった。 賛否両論点 どっちつかずな作風 外見はかなりリアルにこだわっているが根っこはいつもの『CoD』であり、カジュアルとリアルのバランスがやはり曖昧な面がある。 マルチプレイヤーの有料で買えるバンドル等では派手なものもあり、より一層違和感が強い。 ただし、ゲームに落とし込むために必要なデフォルメであるとも言えるところが難しい点である。 キャラデザインの変更 プライス大尉やグリッグス軍曹等は元を正当に近代化できているとして好評だが、ゴーストといった過去作の人気キャラのデザインの大幅な変更は賛否両論である。 ギャズは人種そのものが変わってしまっており、「カイル」としては受け入れられるが「ギャズ」としては受け入れられないというファンも多い。 見た目が見た目だけに、ゴーストは一部ファンから「サバゲーマー」と揶揄されるほど。 ただし、服装自体はレンジャーグリーンのBDU・タンカラーのタクティカルギア・ハザード4のタクティカルポンチョと、米軍風で特殊部隊としてはそれほど違和感がないものとなっており、如何に既存の軍装品でオシャレに見せるかを重視していると言え、前述の評価はマスクデザインの大幅な変更によるものが大きいと思われる。 さらに、海外においては『Warzone』で使用率が高かったりアクションフィギュアが好評だったりする等、本作のゴーストが受け入れられている様子が見られる(*11)。 シーズン6終盤にようやく『4』の主人公であったソープが追加されたが、旧作とは打って変わった細身の体格であまり似ていないデザイン(*12)は旧来のファンには当初不評であり、キャラクターも掘り下げられなかった。 ただし、これらの評判は次回作『MWII』でのキャラクターの掘り下げによって一気に覆ることとなった。 邪魔なモーション マルチプレイヤーでのリスポーン毎に銃を拾った際のモーションを行うのだが、その最中に銃を撃つことができない為、稀に抵抗できずにリスポーンキルされる場合がある。 問題点 結局悪役を作ってしまったキャンペーン 発売前に「公平に悪役にしない」と表明していた(*13)にもかかわらず、結局はロシアとソ連を悪役にしてしまっている。 過剰すぎる架空デザイン 架空の企業ロゴや刻印ならまだしも、露骨な架空デザインや偽物感の強いデザインがなされている場合があり、上述のモーションのリアルさや銃の挙動のリアルさという良さを殺してしまっている。 ただし、後続の作品ではさらに版権対策が行われて偽物感が強まったデザインになっていっている為、昨今では再評価する声も少なくない。 アタッチメントのレベル上げがキツく、水増し感が強い 種類にもよるが、大抵の使われる武器は最大レベルが70近くあり、丸一日使いでもしない限りは最大まで上げられない。 そのくせ使いもしないサイトが山のようにあったり、見た目が変わらず効果も実用性があるとは言えない「死にPERK」が多い為、水増しとしか言いようがない。 バレルやストックは丸ごと変わるのに、グリップはアタッチメントを着けても滑り止めテープを貼っただけ、というのも手抜き感が強く、どうせなら丸ごと変えてほしかったという意見も多い。 この問題は2XPの配布や経験値2倍イベント等で対応されてはいるがそれにしても長い。Shipmentのような接敵時間が非常に短いマップやCO-OPで敵が無限湧きするマップがあることが幸いか。 この欠点は次作の『Black Ops Cold War』にも受け継がれてしまっているが、こちらはさらに解除が簡単なモードを追加して対応しており、『Modern WarfareII』ではアタッチメントを武器種ごとに分散することで解決している。 無理矢理感のあるファンサービス要素や不足したファンサービス 「Fruit Killing Skills Are Remarkable. (フルーツ相手には文句なしだな)」という『CoD4』のギャズのセリフを何故かハディルがアレックスにアラビア語で言ったり、アレックスとファラがロシア兵から隠れるシーンは『CoD4』の偽装完了を意識した演出になっていたりする。 また、「On Your Feet Soldier We are Leaving. (立つんだ!脱出するぞ!)」のセリフが『CoD4』ほど危険な目に会っているわけではないのにプライス大尉が言ったりと、無理矢理ねじ込んだようなファンサービス要素が多い。 シーズン毎に追加される新武器に関してもオリジナルシリーズで強い印象を与えたゴーストのメインアームであるACR(*14)、InterventionやFMG-9といった過去作の銃を出さずに『BO2』に登場したAN-94やSCORPIONEVOを出している。 また、『Ghosts』のライリーを登場させたのにHoney-Badgerを登場させなかったりと、過去作ファンが使いたいであろう銃器を無視してややひねくれたチョイスを行っているのも疑問が浮かぶ。 マルチプレイヤーで死に要素と化したナイトビジョン ゲームの発売当初は通常のマルチに「NIGHT」マップという既存のマップの時間帯を夜に変更したマップが存在したのだが、余りにも見づらくプレイしづらいためか大不評を買い、マルチプレイのリストから削除された。そのため、現状のマルチでナイトビジョンを使って遊ぶことはカスタムゲーム以外ではできない。 『CoD4』では昼のマップだろうがいつでもどこでも十字キーの上ボタンを押すことでナイトビジョンを使用することができたのに対し、今作はナイトビジョンを上げた状態、下げたい状態、銃の構えまで再現しているのに使用することができなくなったため、余りにももったいないといえる。 一部の人気キャラのデフォルトスキンが現在は購入できない 今作は知っての通りプライス大尉やゴーストの他にもファラやアレックス、リーチやマラといった人気キャラが登場しているが、これらはすべてバトルパスでの配布となっており、購入時期を逃したプレイヤーはバンドルのスキンは購入できてもデフォルトのスキンが使えないという事態になっている。 キャラによっては奇抜な衣装しか現在は購入できない場合もある。 『フォートナイト』等が定期的にスキンの再販を行うことを考えると、こちらも再販を行ってほしいという声は多い。 これらの問題からか、次作の『BOCW』以降はゲーム内での1年間のアップデートが全て終わった後にバトルパスのスキンが再販されるようになった。 調整が下手な近距離武器 初期の725ショットガンやフルオートショットガンのJAK-12、ショットガンのアタッチメントの火炎弾、バーストやフルオート射撃ができるハンドガンのRennetiとSykovのデュアル等、近距離で即座に敵をキルでき、中距離もキルできてしまうような武器を実装しては弱体化、実装しては弱体化を繰り返している。 火炎ショットガン問題は過去2作の『World War II』と『BO4』でもあった物であり、学習していないとしか言いようがない。 マップによっては全プレイヤーが同じショットガンしか使わない地獄の早撃ち試合になりかねない。 また、特にRENNTIとSykovは『Warzone』でも高すぎる瞬間火力で猛威を振るった。 クレイモア問題 『CoD』シリーズのほとんどの作品での問題である一撃死のクレイモアだが本作ではクレイモアを時間差で自動回復できるPERKやフィールドアップグレードがあり、クレイモアを半ば無限に回収することができるため、芋を加速させている。 自分のカバーできない死角にクレイモアを複数置いて籠っていたらいつの間にかキルストリークをすべて回っていた、等ということも珍しくない。 一応クレイモアに耐えることができるPERKのE.O.D.があるが、これを選ぶと敵を倒した際に弾薬を回収できるスカベンジャーが使えない為、撃ち合いで不利になりやすくなってしまう。 弱体化できていない盾の強さ 他作でも問題になっているが、本作では盾がかなり強く、上記のフルオートハンドガンデュアル運用やオーバーキルで「とりあえず背負っておく」だけでも背中のダメージを気にする必要性が少なくなるため強い。 一応真正面からダメージを受け続けると弾丸が貫通して徐々にダメージが入る仕様になってはいるが、貫通する前に投げナイフで一撃でキルされることが多く、ファーストパーソン「シューティング」でなくなってしまうことも。 こちらの戦法も『Warzone』で有効であり、慣れるまでは難しいものの投げナイフが頭か胸であればアーマープレートを無視しての一発ダウンという無茶苦茶な性能であることも相まって非常に強力である。 総評 全体的な出来は非常に良いが初期のリアルさを増したことへのファンのアレルギーやデザインの変更、マルチプレイヤーのシーズン毎に変わるバランスが評判を損ねてしまった。 だが、翌年に発売された『Black Ops Cold War』ではリロードモーションや銃声の劣化が目立ったことと、対戦バランスに問題があったことから、現在でも本作をプレイするプレイヤーは数多い。 また、本作と連動している無料バトルロイヤルゲーム『Warzone』については、主に海外においてライバル作品である『Fortnite』や『Apex Legends』に並ぶ高い人気を得ている。 余談 2021年時点で本作はシリーズ歴代最高の売り上げを叩き出しており、その記録は今も伸び続けていることから、本作が近年のシリーズ作品でも特に高い人気を誇っていることが窺える。 ただし、これには本作と連動しているバトルロイヤル『Warzone』の存在も関係していると思われる。 本作には開発初期段階ではシリーズでお馴染みのゾンビモードが搭載される予定だったことが、発売後にInfinity WardのアーティストであるAaron Beck氏のInstagramで明かされている(参照)。 しかし、「リアルな現代戦にそぐわない」という理由でキャンセルされ、本作はシリーズでは久しぶりゾンビモードの無い作品となった。 なお、本作で実装が見送られた『MW』シリーズ初のゾンビモードは、後にリブート版第3作の『Modern Warfare III』で登場している。 2020年10月のハロウィンイベント「ホーンテッド・ヴェルダンスク」にて、人気ホラー映画である『SAW』と『悪魔のいけにえ』とのコラボが行われた。 このコラボでは『SAW』のビリー人形と『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスを模したオペレータースキンが配信された。いずれも期間限定配信であった為、現在では入手不可。 これらのシリーズの殺人鬼たちは刃物を使うのが主流である為、近代的な銃器やナイトビジョンを付けて戦う様はなかなかにシュールである。 なお、同梱されている武器には独自の仕様としてヒット時に激しい流血のエフェクトがあるのだが、日本語版は規制により流血が禍々しい紫の液体に変更されている。 ちなみに、『CoD』シリーズが実在の映画作品とコラボするのは、2013年に発売された『Ghosts』以来6年ぶりであり、今作以降は毎年何らかの映画やドラマとコラボすることが恒例となった。 本作ではシーズン1にて「Mara」という女性オペレーターが追加されるのだが、2020年の2月にこのキャラクターが既存作品の著作権を侵害しているとして提訴されている(参照)。 このMaraは訴訟を起こしたClayton Haugen氏制作の短編映画『November Renaissance』の主人公「Cade Janus」と同じく人気ストリーマーのAlex Zedra氏がフェイスモデルとボイスを担当していおり、メイク担当者まで同じだと主張している。 本作でシリーズの人気キャラクターであるゴーストを演じている人気ストリーマーのJeff Leach氏だが、2021年5月に同じストリーマーであるTheZombiUnicorn氏への性差別発言を理由にActivisionからパートナー関係を解除されている(参照)。 声優の変更も報道されていたが結局本作内での変更は行われず、後述の『MWII』のリリーストレーラーにてSamuel Roukin氏に変更された。 『Warzone』では本作のキャンペーンの続きとして、『CoD4』を意識したストーリーが展開された。こちらもリブートからの続きであるため旧シリーズとは異なる展開を辿っており、その差異も注目されていた。 + 旧シリーズとの相違点 タスクフォース141はザカエフを追うために結成された(*15)。 それに伴い、ゴースト(*16)がヴェルダンスク(*17)現地での調査任務に就いており、その後プライス大尉達と合流する。 アレックスやファラといった、本作で初めて登場した人物も合流する(*18)。 ギャズとゴーストが共演する。 核ミサイルを発射しようとする黒幕は、イムラン・ザカエフの息子、ヴィクターである(*19)。 父・イムランは最後まで登場しない(*20)。 シャドウカンパニーが登場する(*21)。設定も変更されて、ザカエフを追うために東側勢力に雇われた米国PMCとなった。 プライス大尉がヴィクター・ザカエフと相対する。 ギャズが最後まで健在である。 そもそも主要人物に戦死者が出ていない。これはキャラクターを簡単に戦死させる悪癖のあるIW製『CoD』としては非常に珍しい事態となった(*22)。 最後までソープは登場しない(*23)。 『Warzone』では本作と『Black Ops Cold War』両方のオペレーターを使用出来るのだが、『Warzone』を介した裏技を使うことで『Black Ops Cold War』のオペレーターを本作で使用することができた(現在は修正済み)。 なお、逆に本作のオペレーターを『Black Ops Cold War』で使用することは不可能だった(裏技が存在しなかった)。 2021年に発売されたSledgehammer Games開発の『Call of Duty Vanguard』は、本作と同じゲームエンジンで開発されている(*24)。 『Warzone』では毎作更新される度にとどめの一撃で使用されるデフォルトのピストル(*25)が変更されているのだが、実は『Warzone』だけではなく本作でも変更が行われている。 これにより何らかの原因で不具合が起きており、本作のオペレーターのピストルを使用するフィニッシャーでピストルがズレを起こしてモデリングが浮くというバグが発生している。なお、これは現在でも修正されていない。 + 該当モーションのある動画(00 26より) その後の展開 2022年10月28日に本作の続編『Call of Duty Modern Warfare II(*26)』がPS5/XSX/PS4/One/Winで発売された。詳細は作品ページを参照。